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トップページ > 研究開発 > キチンオリゴ糖-キチンオリゴ糖の免疫賦活効果

キチンオリゴ糖


キチンオリゴ糖の免疫賦活効果


はじめに

多糖類のキチンやキトサンに、抗腫瘍性や感染抵抗性を強める働きがあるといういくつかの報告がある。また、キチンオリゴ糖、キトサンオリゴ糖の免疫増強作用についても、抗腫瘍性や日和見感染菌に対する防御効果を示すことがマウスを使った実験で明らかにされている(図1)。

キチンオリゴ糖の免疫賦活効果

図1 キチン、PD-キチン(キチンオリゴ糖)、N-アセチルグルコサミンを
腹腔内投与したマウスの血清が示すC. albicansに対する生育阻害活性



これらは医薬品を目的として研究されてきた例が多く、食品として摂取したときの効果については明らかにされていなかった。 キチンオリゴ糖は現在、免疫増強作用を期待して健康食品に使用されるようになってきた。そこで、キチンオリゴ糖を経口摂取したとき、免疫細胞に与える効果の調査を行った。


方法

キチンオリゴ糖(PD-Chitin)を2%配合した飼料を、約30週齡のマウスに50週間にわたり経口摂取させる実験を行い、免疫系に与える影響を調べた。


結果と考察

胸腺はT細胞の分化・誘導を担っているが、老化に伴いその機能が低下し、すなわち免疫力の低下を引き起こすことが考えられており、感染症やガン、自己免疫疾患が発生しやすくなることが考えられている。この実験の結果、キチンオリゴ糖を摂取することによって、免疫系細胞の減少を抑制する作用があることが確認された。

50週間後に脾臓細胞を取り出し、免疫細胞の分布を調べた結果を図2に示した。これによると、この結果、通常飼料を与えたマウスではT細胞数の減少が確認されたが、キチン、キチンオリゴ糖(PD-キチン)を摂取した群では、6週齢マウスでテストした場合に近い値に維持されていた。


キチンオリゴ糖の免疫賦活効果2

図2 キチン、PD-キチン(キチンオリゴ糖)を投与したマウスの免疫細胞数

また、単球、顆粒球系の細胞数(Mac-1陽性細胞数)が、キチン及びキチンオリゴ糖(PD-キチン)摂取群で有為に増加していることも認められ、これら食細胞を介した非特異的感染防御機構が活性化されていることが推測される。 このようにキチンやキチンオリゴ糖を経口摂取した際にも、免疫増強作用がみられたことから、生活習慣病などの予防にも期待が寄せられる。
-「低分子キチンのApo-transferrin誘導効果」
Chitin and Chitosan Research, 4(1), 25-29 (1998)
「キチンおよび低分子キチン長期経口投与
老齢マウスの免疫細胞に及ぼす影響について」
Chitin and Chitosan Research, 3(1), 11-15 (1997) より転載 -

本研究は、弊社が東北薬科大学との共同研究により行ったものです。




基礎データ
icnキチンオリゴ糖とは
作用
icn免疫不活効果

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